デジタル庁の具体的すぎるエンジニア求人【2023/06/27】

エンジニア不足が叫ばれる昨今ですが、皆さんの会社ではどのような内容で求人を募集しているでしょうか?

デジタル庁でもエンジニアを募集しているのですが、その求人内容が「具体的すぎる」と一部で話題になっています。

デジタル庁は現在、iOS/macOSエンジニア、Androidエンジニア、Webフロントエンド開発エンジニアなどを募集中で、
それぞれ、必須スキルと歓迎スキルが詳細に記載されており、求められる能力や業務の内容を想像しやすくなっています。

歓迎スキルとして、「CoreNFC を用いたアプリの業務経験」「DriverKit を使ったUSBドライバの開発経験」など、
求めるスキルを詳細に記載しているのです。

こういった求人においては、求める人材像やスキルをあれもこれもと記載してしまいがちですが、
そうすると求人に応募する側が「果たして自分は求められている人物像に合致しているのか」
と思ってしまうこともあるかと思います。

求人内容をできる限り具体的にすることにより、求める人材に対して
「求められている人材は自分だ」
と自分事に思ってもらえるでしょう。

そうなると、応募数は少ないかもしれませんが、
自社の求めるクリティカルな人材を効率よく集められるかと思います。

採用以外の部分においても、例えば自社の強みとして
「なんでもできます」
では、どういったケースで仕事の依頼をすれば良いかということがピンとこないかと思います。

多少尖っていようとも「この仕事であれば是非うちに任せてください」
の方が、そういったタイミングが訪れたときに声が掛かりやすいのではないでしょうか。

求める人材・求める仕事などを、より明確にしていくことを
一度改めて考えてみると、より良い方向に進んでいけるかもしれませんね。

参考:デジタル庁のエンジニア求人「具体的すぎ」と話題 「CoreNFCを用いたアプリの業務経験」など
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/23/news091.html




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