

先週までお盆休みでしたが、皆さんはどこかに旅行されましたでしょうか?
旅行といえば、お金を払って宿泊や観光をするものというイメージだと思いますが、
新たな形態として「旅先の旅館などで仕事を手伝い、報酬を得ながら周辺の観光を楽しむ」
というものが広がりつつあるようです。
株式会社おてつたびが運営する「おてつたび」という仲介サービスは、
沢山の人が日本各地に気軽に出かけて、地域に入り込み、日本の愛おしいほど豊かな魅力を知るキッカケを作りたい!
という想いで始められたそうですが、こういったサービスに対して働き手確保に頭を悩ませる事業者の期待も高まっています。
おてつたびでは、宿泊事業者らが主に1週間~10日間の単位で求人を専用サイトに掲載し、参加者が申し込みます。
お手伝い(仕事)してお金を得られ、そのお金で地域を旅して、無料で宿泊というのが一連の流れになっています。
帝国データバンクがホテル・旅館業を対象に毎月実施している調査によると、
人手不足と答えた企業の割合が昨年秋から一段と上昇し、
旅行需要が回復してもコロナ禍で離職した人材が他業種で定着するなどして戻らず、
新規採用でも苦戦する実情が鮮明になっているそうです。
地域ではスタッフをなかなか集められなかったが、
おてつたびでは募集を上回る応募が来るといったこともあるそうです。
実際にその地域に行き、働きながら地域の人々と交流し、
数日間過ごしてみることでその地域の魅力を深く知ることができるのでしょうし、
「移住したい!」と思う人が生まれてくるのだと思います。
まずは知ってもらい、体験してもらう。
そういったところから働き手不足の問題は解消していけるのかもしれません。
参考:宿泊先で「お手伝い」=旅行新形態、ベンチャーが仲介―働き手確保にも一役
https://b.bme.jp/17/4794/88/978
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