サントリーが発売した「こだわり酒場のタコハイ」が売れています。
当初の目標は250万ケースでしたが、発売からわずか3カ月半で達成。
5月末には2倍の500万ケースに上方修正しましたが、9月末時点で430万ケースまで伸長しました。
これまでレモンサワーのみを展開していた「こだわり酒場」ブランドですが、
新たにタコハイがラインアップに加わりました。
「こだわり酒場のレモンサワー」は、ここ数年続くレモンサワー人気の立役者ともいえるメガヒット商品です。
コロナ禍による巣ごもり需要もあり、「こだわり酒場のレモンサワー」を中心に
レモンサワー市場は2019~2020年にかけて大幅に成長しました。
そんなレモンサワーに次ぐ商品の開発に当たって取り組んだのが、消費者調査と徹底的な現地調査です。
2022年に食中酒に関する調査をしたところ、既存フレーバーに満足している人が560万人いた一方で、
満足していない層が610万人もいることが分かりました。
甘くなくすっきり飲みやすい商品を求める中で、タコハイに行き当たったのは地道な現地調査の結果です。
開発担当者が100店舗ほどの居酒屋に通って、利用客がどのような飲みものを注文しているかを研究したそうです。
様々な調査や自社のこれまでのノウハウを結集して、デザインにもこだわっている「こだわり酒場のタコハイ」。
しかし、当初のPRにあたってはあえて具体的な説明をせず、謎めいた商品として打ち出しました。
放映したテレビCMでは、出演した田中みな実さんが
「タコハイって何味なのって思うよね」と疑問を提起しつつ、最後までどんな味か明かさない方法をとりました。
共演した梅沢富美男さんが「何味?」と何回も聞いているにもかかわらず、結局分からないまま終わるCMを覚えている人も多いと思います。
一般的にはあまり知られていない「タコハイ」を題材にし、その味を秘密にする独特のPR戦略。
この手法は消費者の興味を引き、話題を集めることに成功しました。
あまり認知度が高くなく、味が想像できないからこそ
「どんな味なんだろう」「一度飲んでみよう」
という消費者の好奇心をくすぐり、そこからは商品のこだわりでリピーターを増やしました。
必ずしも全ての情報を伝えるのではなく、謎を残すことによって消費者の能動的な行動を促す戦略は、
商品を変えても使える場面があるかと思います。
情報を出し切ることが拡販にとって必ずしも正解ではない…
あえて秘密を作り、本当に必要な情報だけで商品の魅力を伝えることが大切なのではないかと思います。
参考:タコハイって何味? サントリーの謎めいた商品が爆売れした背景
https://b.bme.jp/17/4794/368/2376
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