

関西人なら誰もが使ったことがあるであろう魔法の言葉「知らんけど」。
ついつい交わりたくなるような、面白そうな出来事、人の集まり。
こういったことは、無責任な会話から始まったりしています。
この「知らんけど」に着目し、無責任な会話から何かを生み出そうとして生まれたイベント『喫茶シランケド』。
そんな喫茶シランケドにはコンセプトとなる三ヶ条があります。
1.これまでの肩書きは捨てる
2.立場をわきまえず「無責任」にしゃべる
3.「なんかやろう」で済まさない
肩書きを捨てるために、参加者は箱の中からおみくじのように3つのアルファベットを取って、それぞれを頭文字とした今日だけの肩書きを考える「肩書きアルファベットパズル」に取り組みます。
そんな場作りのおかげか、やりたいことがあれば気軽に言い出せる場所として機能し、マスター(主催者)からのフリに対して「鍵っ子の子どもたちが『ただいま』と帰って来られるような居場所を地域で作りたい」「池田市でイベント運営をしているので、北摂エリアで連携して動ける仲間を作りたい」「玉造の古い長屋を再生した複合施設でイベントを開催するので、告知も兼ねて参加しました」など、さまざまな思いを持って参加した人が、マスターたちとトークを繰り広げました。
「何か小難しいことを言って集まるよりも、なんとなく面白そうっていう空気を作って、そこに人が集まったほうが、何かコトが起こっていくんじゃないかというイメージだけはありました」と主催者の方が語ったように、新しいこと、面白いことのアイデアは、立場や肩書きは一旦置いておいて自由に無責任に自分が面白そうと思ったことを話すことで生まれるのかもしれません。
同じ興味・関心を持つ仲間と出会えたり、自分とは異なるバックグラウンドを持つ人と話すことで視野を広げられたり、肩書きにとらわれずに“無責任”に語り合う喫茶シランケドで、今後何が生まれていくのか。
非常に楽しみですし、少しでも自社にその文化を取り込めないものかと思いました。
次回があれば実際に参加してみようと思います。
関西に生まれたからには「知らんけど」マインドを上手く活用していきたいものですね。
参考: “無責任”な会話から、何かが生まれる場『喫茶シランケド』
https://loftwork.com/jp/event/shirankedo_report_1
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