「ただ1人で食事に向き合うだけ」の圧倒的存在感【2023/12/26】

今年もあと少しとなりましたが、年末年始は皆さんどのように過ごされるでしょうか?

テレビ離れが進んでいるとはいえ、大晦日はテレビを見て過ごすという方も多いと思います。

大晦日の夜と言えば、NHKの『NHK紅白歌合戦』が昔から圧倒的な視聴率を誇り、

民放各局は大金を掛けてでも第2位の座を狙ってきました。

しばらくは、日本テレビの深夜番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』の

小さな企画から誕生した「笑ってはいけない」シリーズが脅威的な強さを見せていました。

しかし、「笑ってはいけない」シリーズも大晦日から姿を消し、いまや2位や3位で検討されるのが、

テレビ東京の『孤独のグルメ』です。

サラリーマンがただ1人で食事に向き合うだけ…

それでも長期にわたってファンから圧倒的に愛されるドラマになっています。

ですが、『孤独のグルメ』は全くと言っていいほど制作予算がなかったそうです。

心の声を録るナレーション撮りも、収録スタジオを使うお金がないという理由で、

そのお店の撮影の時にロケ車の中で松重豊さんが入れているという話もあります。

またインサートの料理を箸で持ち上げる手なども

普通はADがやりますが、今作では収録時間短縮のために、

松重豊さんが実際に自分の手でやっているそうです。

このように低予算を発想で補うことで、各局の中でも制作費のないテレビ東京の

深夜のドラマが、各局がお金をかける豪華な時間帯に食い込んでいっています。

『孤独のグルメ』は、21世紀の『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』的なドラマなのかもしれません。

主人公もドラマの内容も、大きな悲劇も成功もなくブレないからこそ、

誰でもいつでも安心して観ることができます。

それが大晦日でも戦える理由なのではないかと思います。

お金を使えばある程度の面白さは担保されるかもしれませんが、

お金を使っていなくても面白いものを作れる余地はあると思います。

現状を嘆く前に「お金をかけずに何ができるか」を考えると、

思わぬ大ヒットが生まれるかもしれません。

参考:長寿「孤独のグルメ」食ドラマで圧倒的存在感の訳

https://b.bme.jp/17/4794/291/2376

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